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スポーツジャーナリスト・モリタニブンペイが、旬なアスリートにインタビューするスポーツドキュメンタリー。豊富なスポーツ取材経験を生かし、分かりやすい言葉でスポーツの本質に迫ります。ケガや挫折、様々な苦難をものともせず挑戦を続け、夢を追い続けるスポーツヒーローの姿を通じて、 リスナーの皆さんに元気と勇気をお届けします。
アスリート出演情報は番組Xで @HeroesLandmark アスリートへの質問は lsh@fmyokohama.jp

Hero’s Music

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モリタニブンペイ

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西園寺 加栞

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『 虹  / ゆず 』

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横浜DeNAベイスターズ・林琢真選手のHero's Musicは、ゆずの『虹』。「この曲は僕の今の登場曲なんですけど、それこそシーズン中になかなか思うようにいかない時、今の状況を超えたい時に聴いてて、サビにも「超えて超えて」って流れてて、なんかすごい今の状況と合ってるなと思って、その歌詞に助けられてやってました。」

来シーズンは脱ユーティリティ!林琢真選手が自信と最愛の家族の思いを胸に目指すフォア・ザ・チーム!!

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林琢真選手は誠実を絵にかいたような方だった。

「自信を失いかけた時があった。チャンスになかなか思うような結果が出ない時、今までやってきたことが間違っていたんだろうかと大げさに考えてしまった。」でもそんな時、新婚の奥様が誰よりも林選手のことを信じて、「自分を信じて」と励まし続けてくれた。いい話だ。

奥様は、林選手のアップのための増量作戦にも大きく貢献していた。あまり量が食べられない林選手のためにメニューを工夫し、林選手のお母さんの味まで再現して、食べやすいものをたくさん作ってくれた。「僕が元々好きで、母によく作ってもらってて、僕の奥さんが自分の実家に来た時に作り方を教えてもらったみたいで、なんとか自分の母の味に似せようという感じで努力してくれた。」気合で食べたとおっしゃってましたが、もう本当に聞いてるこっちがごちそうさまと言いたくなる。奥様だけじゃない。応援してくれるご家族のためにという想いが、林選手の頑張りの陰にはある。

林選手を形容する時によく使われる“ユーティリティ”の脱却が当面の目標だ。「試合に出れる幅が広くなったのは、いいことではあると思いますけど、でも自分はレギュラーになりたいんで、一つのポジションで長く試合に出たいという思いはやっぱりあります。」

そして目指すのは、勝利に向かっている選手だという。「この場面はこうすることが最善だっていうことを徹底できるような選手になりたい。」自己犠牲をいとわない、フォア・ザ・チームを貫く。勝つチームには欠かせない存在だ。

自信を無くして、でもそこから這い上がって、シーズン終盤、本当に印象的な活躍をした林選手。壁を一つ乗り越えた経験から、「何とか今の状態を状況を乗り越えようって、必死になる気持ちが大事」「今の状態に満足せずに、良い時も悪い時も常に自分のレベルを上げる、限界を超えるために、日々取り組むことが大事」だと気づいた。

これから林選手が活躍すればするほど、おそらく高い壁はたくさん現れる。相手投手から研究されるだろうし、チームやファンからの期待も高くなる。それでもがむしゃらに日々限界を突破する努力を続ければ、乗り越えていけるはずだ。

           モリタニブンペイ

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来週のゲスト

石田裕太郎投手(横浜DeNAベイスターズ)

石田裕太郎投手は横浜市出身の23歳。

小学3年生の時に磯子区の森ファイターズで野球を始めました。

静岡県の静清高等学校、中央大学を経て

ドラフト5位で横浜DeNAベイスターズに入団。

1年目の昨シーズンは4勝。

今シーズンは3勝ながら、シーズン終盤とクライマックスシリーズの大事な場面で印象的な活躍を見せました。

抜群の制球力と球速差をつけて投げ分けるシンカーに曲がりの大きいスイーパーも自分のものにして来シーズンの飛躍が期待されています。

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