東京デフリンピックのレガシーの主役は!?デフリンピック男子マラソン日本代表、山中孝一郎選手の話から想像した未来

まずインタビューを受けてくださった山中選手に感謝したい。山中選手は耳に障害があることを隠すことなく、自分のありのままをさらけ出すことで理解してもらえたらと話していたが、補聴器を付けても、僕の声もご自分の声も聴きとることが難しい山中選手がそれはそれは真剣に、僕の口の動きを見逃さないように、そしてご自分の言葉を正確に伝えようとしてくれるので、インタビューは特別な親密感が生まれた時間だった。
新型コロナウィルスが感染拡大して誰もがマスクをした時、コミュニケーションが取りづらかったという話や、建物や社内のアナウンス放送が聞き取れないことがあるという話から、耳に障害を持つことは、どういう事なのか改めて理解できた。
また、山中選手が高校から都立の普通高校に進んだ時、不安だったが慣れれば大丈夫だった。それは周りの学生が耳に障害がある山中さんのことを理解してくれたことが大きかったという話は、相手を理解して話し方や聞き方、行動をすれば、本当のバリアフリーが実現するんだということを教えられた気がする。
山中選手は言った。「2025年は東京デフリンピックという大きな大会があったことは、次の今後、これからの年で歴史は残る。これからの子供たちにも伝えられたら。」大会は一時のものだ。主役は選手だ。しかし、どんなレガシーにするかは、我々にかかっている。レガシーの主役は私たち一人一人だ。
普段はソフトウェアの仕事をなさっている山中選手が、音声の文字お越しソフトが進化してくれたらと話されていた。その話を聞きながら、ラジオにもバリアフリーがやってくる時代を想像した。
モリタニブンペイ









